眠りの科学研究室

眠りの科学研究室:研究テーマは「睡眠」。
様々な睡眠の悩みを解決する為、今日も研究は続く。ここでは研究により発見され、ライオン製品開発のカギとなっている技術・研究成果を紹介します。

研究ストーリー2 清酒酵母GSP6の新たな可能性

清酒酵母GSP6とは?

一般的な清酒酵母清酒酵母は、「日本酒をつくるときに用いられる酵母」です。ライオンが着目したのは、歴史ある酒蔵で発見された清酒酵母。厳寒な環境に耐える強い生命力が特徴です。日本の食文化において、古くから親しまれてきた酵母の恵み。そこに秘められた健康に役立つ新たな可能性に、多くの期待が寄せられています。
画像提供:独立行政法人 酒類総合研究所

清酒酵母GSP6が深睡眠に必要なアデノシンA2A受容体を活性化する

質のよい睡眠(深睡眠)に必要な脳内物質のひとつ「アデノシンA2A受容体」の活性レベルを評価した結果、清酒酵母GSP6のみに明らかな活性を確認しました。
※脳内の大脳基底核や視床下部近辺に存在し、睡眠・覚醒を司ると考えられている。

清酒酵母GSP6と他の酵母の比較
実験方法:
アデノシンA2A受容体を持つ細胞に、清酒酵母GSP6、ビール酵母、パン酵母を作用させ(コントロールは水のみ)、アデノシンA2A受容体の活性化レベルを評価した。

清酒酵母GSP6と成長ホルモンの関係

成長ホルモンは、その名の通り、小児期の成長に必要なホルモンとして知られておりますが、大人になってからも、身体機能の修復や代謝促進、疲労回復などに非常に重要な役割を果たしています。そんな重要な成長ホルモンですが、加齢により分泌量が減少していきます。
また、睡眠と成長ホルモンは関係が深く、寝てから最初におとずれる深い眠りの時間帯に集中的に分泌されることが知られています。

深い睡眠時に集中的に分泌することが知られている成長ホルモンについて、起床時の尿中濃度を測定した結果、「清酒酵母GSP6」の摂取により成長ホルモンの増加が認められました。
この結果からも、深い睡眠が促進されていることが示唆されます。
また、身体機能に重要な役割を果たす成長ホルモンの分泌量が増加することによる様々な効果が期待できると考えています。

尿中成長ホルモン量
次は・・・研究ストーリー3 より良い眠りの為に

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