ラクトフェリン研究室

ラクトフェリン研究室:研究テーマは「ラクトフェリン」。その研究過程から「脂質異常」に関する発見があり、「内臓脂肪」の健康研究が始まりました。
ここでは研究により発見され、ライオン製品開発のカギとなっている技術・研究成果を紹介します。

ラクトフェリンの効果検証1 多機能タンパク質ラクトフェリンの効果

世界初!ラクトフェリンによる内臓脂肪の低減効果を確認

「ラクトフェリン」の内臓脂肪低減効果を測定するため、35歳~60歳の成人12名(男性8名、女性4名)に、「ラクトフェリン」を、1日あたり300mg相当分・2ヵ月間経口摂取させ、摂取期間中の腹囲およびCT撮影による腹部脂肪面積(注)の変化を経時的に測定しました。
「ラクトフェリン」は、熱や酸に弱く、酵素でも分解されやすい性質を持っているため、そのまま摂取すると、腸に届いて吸収されるまでに、胃酸で分解してしまいます。そのためこのテストでは、胃酸の中では溶けずに腸に届いてから溶ける「腸溶加工(腸までとどく腸溶性の加工)」を施した「ラクトフェリンタブレット」を用いました。また、被験者に対する試験期間中の食事制限及び運動による負荷は特に行いませんでした。 この結果、2ヵ月後の被験者12名の平均として、腹部CT断面の内臓脂肪面積で22%減、腹囲で4%減の有意な内臓脂肪低減効果を確認しました。特に効果が顕著な例では、内臓脂肪面積で40%減の効果が認められました(図1および図2参照)。
以上の研究結果により、当社は、多機能タンパク質「ラクトフェリン」が、メタボリック症候群(メタボ)の共通因子である「内臓脂肪の蓄積」の低減に有効である可能性を、ヒト試験により示すことができました。

(注) 日本動脈硬化学会などが発表したメタボリック症候群(メタボ)の診断基準では、腹囲で男性85cm、女性90cm以上となっている。内臓脂肪量測定には腹部CTによる判定が正確とされている。

図1)被験者の内臓脂肪断面積(CT)の変化と腹囲の変化 図1)被験者の内臓脂肪断面積(CT)の変化と腹囲の変化
「ラクトフェリン」摂取2ヵ月で、腹部CT断面の内臓脂肪面積で22%減、腹囲で4%減の有意な内臓脂肪低減効果を確認しました。(被験者12名の平均)


図2)被験者(男性・45歳)のCT断層撮影結果
上記CT映像は、12例のうち特に顕著な内臓脂肪低減が見られた例で、「ラクトフェリン」摂取2ヵ月時点で、内臓脂肪面積40%減の効果が認められました。


次は・・・ラクトフェリンの効果検証2 世界で初めて確認、ラクトフェリンによる脂肪蓄積の低減効果

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